RIKKI

”miss you amami” by RIKKI(中野律紀)
1998 OFFICE SANBINHA ORR-701

では、第1回目は、テスト運用中ということもあって、完全にただワタシがファンである、というシンガー、RIKKIを取り上げます。
「ともキンと手をつなごう」 にも、ドイダーマンさんがリンク先を付けてくれています。

さて、RIKKI(中野律紀)さんは、奄美大島出身、現在25歳。
もともとは「天才民謡少女」として奄美〜鹿児島で有名だったそうなんですが、ポップスに転向して、1993年にデビューしています。
The Boom 何かとも共演しています。このアルバムは5枚目。

彼女のルーツである奄美の島唄と、デビュー後に培ったポップス感覚が無理なく融合(チャンプルー)しています。
そして何より彼女の一番の魅力である澄み切った、軽やかな歌声。
沖縄〜奄美ものの音楽にありがちな堅苦しさ、勿体ぶりなど、感じさせないRIKKIの自由な歌が全編を貫いています。

バックも、穏やかなアコースティックな演奏で、山内雄喜(スラックキー・ギター)、 S.アタン(アコーディオン)、築地俊造(三線)など、 ジャンルを越えた強者が、自然に、自由にRIKKIの歌声を包みます。

ほんと、気持ちいいアルバムですよー。ここんところ、ワタシの一番の愛聴盤です。
詳しくは、RIKKIのHPまで。

なお、彼女の3rd「太陽の下で(1994)」では、心洗われるような、切ない青春ポップスが炸裂しています。
これまた、ワタシの愛聴盤。みなさん、RIKKIさんをヨロシク!!

2000.4.10 text by 佐藤


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