=2000年ベスト・アルバム・・・7★編=

ワタシは音楽の他にあまり趣味もございませんので、
よくCDを買ったりするんですが、
その中で、2000年に発表されたものから
ワタシのベスト・アルバムを5枚、選ぼうと思います。
(まあ、早い話が、某MM誌のパクリですが・・・。)
インパクトの強さ、衝撃度、愛聴度、等を重視した選考です。

(ア)STEVE EARLE "TRANSCENDENTAL BLUES" (E-SQUARED/EPIC ESCA 8207)
(イ)ビギン "ビギンの島唄〜オモトタケオ" (TEICHIKU TECN-20647)
(ウ)クレイジー・ケン・バンド "ショック療法" (DOUBLE JOY/P-VINE/524 RECORDS RMECD001)
(エ)野坂昭如 "ザ・平成唱歌集 巻之一" (BLUES INTERACTIONS/P-VINE PCD-3947)
(オ)WARREN ZEVON "LIFE'LL KILL YA" (EPIC/SHERIDAN SQUARE ESCA 8228)

1
(ア)は、ここ数年の充実ぶりをそのままに、
胃にもたれそうな重苦しさを取り除いたような作品。
軽快ながらも、聴き応え充分。
来日公演、実現せえへんかなあ。

琉球音楽の行き詰まりを感じていたワタシに、
(イ)は「ヒョウタンからコマ」的な可能性を感じさせてくれました。
琉球音楽に囚われずに作ったものが、
十分に琉球音楽している、というもの。
琉球フェスティヴァル in 大阪での演奏も良かった。

良く聴いたのは(ウ)。
CKBについては「CDこの1枚」を見てください。
(エ)も良く聴いたなあ。野坂昭如、偉大です。最高。
昔のんも、聴いてみよう。

12月に買って、意外と良かったのが(オ)。
あまり期待してなかったのですが、
相変わらずの皮肉たっぷりで、
ひねくれた暗ーいウェスト・コースト・サウンドに
磨きがかかってます。
オッサン・ロックのいいパターンですね。

次点としては、エミルー・ハリス"RED DIRT GIRL"
サム・ブッシュ"ICE CAPS"などのヴェテランものや、
丹羽さんオススメのトトー・ラ・モンポシーナ"CARMELINA"
良く聴きました。
忌野清志郎(ラフィー・タフィー)"秋の十字架"も良かった。
今は亡き偉大なシンガーに弔意を表して
ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン"DUST TO GOLD"
挙げておきましょう。

ほか、今年になって買ったもので、良く聴いたのは
変態ブルーグラス・ロック・フュージョン・バンドの
ストリング・チーズ・インサイデントでしたねー。
1年で彼らの全タイトルを揃えてしまった。
「CDこの1枚」で、いずれ取り上げます。
ヴェテランバンジョー奏者のトニー・トリシュカ"BEND"(1999)も
めっけもので、愛聴しました。

こうやってみると、日本ものと、カントリー/ブルーグラスものを
良く聴いた1年でしたねー。
2000年は、ライヴも良く見ました。ヨシヨシ。
なお、ベスト・ライヴは、
5月のCKB、6月のユッスー・ンドゥール、8月のRIKKI
と、当然12月のともキン(?)。
2001年は、自分のライヴをもっとしたいけどね。

2000.12.末日 text by 佐藤


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