「ドライヴ・ミュージック」

ワタシ、車が好きなんです。
カー・マニアとか、機械いじりが好き、とかじゃなくて、車の運転が好きなんですね。
時間があると、長距離ドライヴに行きたくなるんです(最近、行けてませんが)。
ドライヴに出かけるときは、当然CDをゴソッと持って行きます。
運転しながら音楽を聴くんが、何よりも楽しいですわな。
まあ、好きなものや、最近買ったCDを車に積むんですが、
なぜか、必ずそこに入ってるミュージシャンがあるんですね。

アフリカもんは、あんまりドライヴに持って行かんなあ。
ユッスー・ンドゥールサリフ・ケイタなんかは大好きなんですが・・・。
女性ヴォーカルも、もう一つか。
インストもの(=そもそもあんまり聴かない)、ケルトもの、
ワールドものなんかもあんまり、ですね。
大・大・大好きなリチャード・トンプソンも、ドライヴには向かない。
(ジャズ、ソウル、ブルース、レゲエなんかは、普段からあんまり聴かないんです。)

天気良くて、サンルーフ開けて、すいてる道を時速1,000qで走るとき(ウソ)は、
8ビートの曲がいいよねー。
やっぱり、アメリカン・ロック系か。
運転してるときは、リズムもメロディもはっきりした曲がいいです。
歌える曲なんかは、盛り上がるねー。
ニュアンスを聴かせようとしてたり、リズムやメロディが複雑だったり、
構成がはっきりしなかったり・・・・・、そんなんはアカン。
とにかく、小難しいのはドライヴには向きません。
半開きのハイハットがバシャバシャ鳴ってて、
スネアから土ぼこりが出てるようなドラムが聴きたいねー。
リズムも、8ビートやったら8ビート、ワルツやったらワルツって、解りやすいのがイイ。
スピードも、早いほうがええな。
できたら、歌詞に車や旅のことがあると、なおよいですねー。

で、ワタシのドライヴの定番アルバムは、
  ”SLOW TURNING”(1988) by ジョン・ハイアット[USA]
  ”STEELE WHEELS”(1989) by ローリング・ストーンズ[UK]
  ”RUNNING ON EMPTY”(1977) by ジャクソン・ブラウン[USA]
  ”FARTHER ALONG”(1971) by ザ・バーズ[USA]
  ”THE RIVER”(1980) by ブルース・スプリングスティーン[USA]
以上、チョット古め。新しめでは、
  ”ARAITZ ETA MAIDER”(1997) by アライツ・エタ・マイデル[バスク]
  ”ELECTRIC WACO CHAIR”(2000) by ウェイコ・ブラザーズ[USA/UK]
  ”ICE CAPS ; Peaks of Telluride”(2000) by サム・ブッシュ[USA]
なんかかな。
SLOW TURNING

あと、軽快でひねくれたポルカ・バンド、ブレイヴ・コンボ[USA/テキサス]や、
以外とカッワーリー(パキスタン音楽)なんかもイイですね。
カッワーリーは、リズムがはっきりしてるから、ドライヴ向きなんでしょうか。
りんけんバンド[沖縄]”カラハーイ”(1991)も好きかも。旅の歌が多いしな。
眠気覚ましには、”太陽の下で”(1994) by 中野律紀(RIKKI)は欠かせない。

こんな記事を書いてるということは、
「あ〜〜〜〜〜、ドライヴに行きたい!!!!」ってことかね。

2001.12.31 text by 7★


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